路地探訪2 〜下関新地〜

Nikon D610 + Tamron 28-75mm F2.8 XR Di
まるで撮影のセットみたいな町の光景が出てきました。
昔プラモデルで見かけた「情景シリーズ」のような雰囲気です。(知ってる?)

Nikon D610 + Tamron 28-75mm F2.8 XR Di
とぉーっても味があるトタン看板
この年季は時の流れだけが生み出せるもの。
しかしこの眼鏡がどういう構図になってるのか
いくら見ても謎でした。

Nikon D610 + Nikkor Ai 20mm/F2.8S
右手にある大工さんが描いてある看板。
懐かしい。
むかしよく見かけた気がするのですが、、、

Nikon D610 + Nikkor Ai 20mm/F2.8S

Nikon D610 + Tamron 28-75mm F2.8 XR Di
タイルが張られたレトロな建物は銭湯。
こちらはなんと現役のようでした。
撮影していると、掃除していたのか浴場の方から
デッキブラシの音が聞こえてきました。
あと、銭湯独特の匂いも。

Nikon D610 + Nikkor Ai 20mm/F2.8S
もう今は営業していないビジネスホテル(というか旅館?)
ここもかつての遊郭跡だというはなし。今も残っている事にオドロキです。

Nikon D610 + Tamron 28-75mm F2.8 XR Di
広い町ではなかったですが、
なかなかディープな路地探索をさせてもらった下関新地。
下関の歴史を垣間見る事ができる町だと感じました。
余談ですがこの下関新地付近を少し散歩していると
すぐ近くに長崎本町やら長崎新町という町名がありました。
あげくの果てには丸山町まで。
丸山町というと江戸の吉原、京の島原とともに、かつて日本三大遊郭の
一つとして知られていた長崎の丸山町と同じ町名です。
同じ遊郭が栄えた土地からして、まったく無関係というわけではなさそうですね。
かなり興味深い町名でした。


路地探訪 〜下関新地〜
大好きな路地探検。
訪れたのは山口県下関市にある路地
下関というと中国地区の最南端。
九州とは海を隔て、日本本島への玄関口となる街です。
今でこそ関門橋ないし関門トンネルで九州とは簡単に行き来できますが
関門橋は勿論、関門トンネルも完成したのは昭和へ入ってからの話。
明治・大正時代はこの下関に人も留まる事が多く、当時はかなりの賑わいがあったそう。
今も当時の賑わいを偲ばせる建物がところどころに残っています。
特に旅人が多かったせいなのか、この下関には艶やかな遊郭が数多くありました。
特に当時の情景を思わせる建物が多く残っていたのが下関新地という町。
今も現役で使っている建物、看板のみが残っている建物と混在していましたが
確かに他の町並みとは一風違う雰囲気を感じる事ができました。

Nikon D610 + Nikkor Ai 20mm/F2.8S
路地を進んで行くと、さっそく眼前に雰囲気を醸し出す家屋があらわれた!
撮る
チャイムを鳴らす
逃げる ←

Nikon D610 + Nikkor Ai 20mm/F2.8S
いやいや、これを撮らずにいられるか!
しかしこの手の建物は水平がとれないな(汗
いくらちゃんと水平とっても建物が傾いてるので困ります。
この建物、実は遊郭跡らしいです。

Nikon D610 + Nikkor Ai 20mm/F2.8S
なるほど、確かにこの朱色の壁と入り口がそれっぽいですね。
古い建物が持つ雰囲気がいい上に当時の日本文化の裏舞台を偲ばせる。
2度美味しい建築物です。

Nikon D610 + Nikkor Ai 20mm/F2.8S
この建物も明らかに一般の家屋とは造りが違いますね。
遊郭だったかどうかは分かりませんが。
私はなぜか何となく床屋さんっぽいと思ったのですがw

Nikon D610 + Nikkor Ai 20mm/F2.8S
前の道は決して広くはない道ですが、ここはメインストリート?
でも遊郭があるくらいだからメインストリートではないのかな。
オトナの裏通りって感じでしょうか

Nikon D610 + Tamron 28-75mm F2.8 XR Di
この手の建物がずっと連なってるわけではないですが
ところどころ現役の家屋を挟みつつ、興味を引かれる光景が現れます。


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