柔光に包まれて -若松鉱山-

Nikon D40 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
若松鉱山、今回で最後となります
最後だけど枚数多いよ

Nikon D40 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS

Nikon D40 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
暗い建物の中に光がいい感じに差し込んできます
トロッコのレールが倉庫内にも引かれてますね

Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D
ここにも工具や機材がかなり残ってます
これはサンダーかな?おそらくパイプ等をカットするモノかと。
こういった主を無くし残された工具達は
やはり寂しげに見えてしまいます。

Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D

Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D
いよいよ日没も迫り、一層赤みを増した光射が
優しく鉱山跡を包んでいきます。

Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D
ほんとにこんな色でしたよ

Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D

Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D
タイムアウトです。
駆け足で回りましたが、かなり廃欲を満たしてくれた物件でした。
規模もそこそこあるので、じっくり撮影に時間費やしたら
丸一日は過ごせそうです。
お弁当持ち込んで撮影ってのもいいかなw
急速に姿を消していった日本各地の鉱山
鉱山巡りをしていると、当たり前ですがどんな鉱山にも
かつては此処に誇りを持って働いていた男達がいたんだなとしみじみ・・・
これだけ残留物があるとヤマの男達の息吹を感じる事ができるようでした。
数十年後、この山奥の鉱山跡は人知れず自然に還っているのか、あるいは。。。
若松鉱山跡、終了也。


果てしなき残像 -若松鉱山-
も少し若松鉱山続きます

Nikon D40 + Nikkor AF50mm F1.4D
日没は刻々と近づいて来てましたが
広大な敷地に次々と現れる被写体に
時間よ止まれと願わんばかり。

Ricoh GR Digital III

Nikon D40 + Nikkor AF50mm F1.4D
これを撮り逃がしたら
もったいないオバケが出そうです

Ricoh GR Digital III
まだ使っているのかと見まがうばかりに
リッパに残留物が残る作業場
ええ感じです

Ricoh GR Digital III

Ricoh GR Digital III
途中には放置車両もチラホラと。
なんで私の足を止めるものがこんなに出てくるの!
時間がないって言ってんじゃん!マッタクもう!
とブツブツ探索を続ける内にも
最終地点はしっかりと近づいて来てたのでありました。
(続)


athletic ruins -若松鉱山-

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
施設は山の斜面に沿って建てられてます
上から下までけっこう高低差があるのですよ

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
下の施設から順に見ながら上がっていってると
何となく工程が分かるような分からないような。
ドッチヤネン

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
ちょっと寄りすぎたかな?
パースがパキーンと付いちゃってますが
コンベアです。コレ。↑

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
しかしここは魅惑的な機械がたくさんありました
微かに残るオイルのニオイが鼻をつきます
オイルのニオイってスキなのです
特に2ストの焼けたニオイが至高・・・(あ、またマニアック?な事言っちゃってるよ)

Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D

Ricoh GR Digital III
かなり登ってきました
いやー絶景かな、絶景かなw
と呑気に言ってますが実際見るとけっこうな高さですよ
足滑らしたら落ちちゃうぜ


機械の部屋 -若松鉱山-
若松鉱山、再開ですっ
敷地の山を奥に進んで行くとまた違う施設が見えました
いい佇まいです。雰囲気あるなー♪

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
崩壊の中にある、機械の塊。
イカス!

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
いったい何の機械だったのでしょうか?
よく分かりませんがとりあえずカッコイイのは間違いありませんw

Nikon D40 + Nikkor AF50mm F1.4D
ヤン坊、マー坊

Nikon D40 + Nikkor AF50mm F1.4D

Nikon D40 + Nikkor AF50mm F1.4D

Ricoh GR Digital III
だいぶ日も落ちてきました。先を急がないと・・・
ここはかなりの山奥。
しかもけっこう登ってきたので降りるのも時間かかりそうです
でもこの時間帯がいいんだよな。。。
と言いつつ結局ギリギリまで粘って撮影しちゃうのがジレンマw


赤茶色の世界 -若松鉱山-

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
鉱物が含む成分のせいでしょうか、
建物が全体的に赤茶色になっているものが多いです
同じ鉱山でも炭鉱だと見られない色ですね
差し込む光に照らされて、これがまたいい色になるんです

Nikon D40 + Nikkor AF50mm F1.4D

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
施設は大きい事だしまだ先は長い。
ドンドン奥に行きまっせー!

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
傷だらけになっている男の仕事道具。
スナップオンなんて小洒落たものは使いません!←イミが分かる人だけ読んで下さいw
あ、ちなみに世の中には工具フェチなんて人もいるんですよ
世の中広いですね。

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
電圧室キタ―――!!
ビリビリビリビリ♪

Nikon D40 + Nikkor AF50mm F1.4D
いや、電圧室が特別にお目当てって程でもないんですが
なんか好きですね。ワクワクします。
この手の機械って
たくさん並んでいればいる程、萌え度もアップ!
えと、若松鉱山まだ続きがあるのですが
一旦インターバル入れます(・∀・)


面影 -若松鉱山-

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
ここは用具置場のようです。
ここにも「整理整頓」が!
見るたびに私も部屋を整理ry・・・モウイイッテ

Nikon D40 + Nikkor AF50mm F1.4D

Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D
閉山した鉱山を見ていつも思いますが
こういう用具類って置きっぱなしなんですよね
片付けた上で回収とかしないようです。
まるで明日からも作業が引き続きあるみたいに・・・
当たり前のように用具が置いたままになってます。
勿論、撮影する側としてはこういう残留物が大歓迎なのですが。

Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D
もはや定番
みんな大好き!内線デンワ!(オレだけ?)

Nikon D40 + Nikkor AF50mm F1.4D

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS

Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D
閉山の日、
最後にこの部屋を出る時はどんな気持ちなんでしょう?
置き去りにされる、使い慣れた用具類を置いたままで。
モノに感情移入するタイプの私だと
用具と一緒に、大事な何かを置き忘れるような気持ちになりそうです。


暗闇の中に -若松鉱山-

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
選鉱場とはその名の通り、採掘した鉱物を選別したり
不要物を取り除く作業を行うところです。
コンベアで掘り出された鉱物がガンガン運ばれてきます。

Nikon D40 + Nikkor AF50mm F1.4D
「整理整頓」
工場関連では必ずと言っていいほど目にします。探索を始めて何度見た事か。
見る度にこの探索から帰ったら部屋を掃除しようと思うのです。
思うだけだけどね。

Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D

Nikon D40 + Nikkor AF50mm F1.4D
全体的に暗い建物です。
しかし光が差し込む随所が美しく、妖しく
目に映ります。

Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
どこからか、水が激しく漏れる音が聞こえてました。
その音がまた大きく、まるでまだこの工場が稼動しているかと
錯覚させる程の音でした。
でももう、この機械は動く事はないのです。おそらく。


残されたモノ -若松鉱山-

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
鳥取県の山奥にある廃鉱山、若松鉱山
かつては日本屈指のクローム鉱山だった場所。
平成の世に入ってからの閉山になるので
廃墟としてはまだ新しい部類(?)ですが
明治38年に採鉱が始まった歴史のある鉱山でもあります。

Nikon D40 + Nikkor AF50mm F1.4D

Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D
クロームは明治時代における日本の近代化を支えた
製鉄産業に使う耐火煉瓦の材料としても使われていたそう。
明治時代の製鉄といえば日本の近代化を象徴する八幡製鉄!
つまりここで採れたクロームを使った煉瓦を八幡製鉄でも使用していた
という事でしょうか。繋がるなー色々と。
時が移った今でも高炉には耐火煉瓦が使われているんですよね、確か。
この鉱山も日本の近代化・高度成長を支えた産業遺構のひとつという事でしょう

Nikon D40 + Nikkor AF50mm F1.4D
私も鉱山遺構はワリと見慣れてきたのですが
鉱山というと九州だと炭鉱が多いし
こういう他の鉱物鉱山を見るのは新鮮ですね。

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
んま!しょっぱなからステキすぎる眺めが出迎えてくれました。
木造の建物外観からは想像出来ませんでしたが
ズラリと並ぶ機械達。
鉱山にはつきものの選鉱場です

Nikon D40 + Nikkor AF50mm F1.4D
この先の探索にも期待感が高まります


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