Escalator

■RICOH GR DIGITAL II■
"Escalator"という語は元々、アメリカ合衆国の企業
オーチス・エレベーター社の登録商標で、商品名である。
しかし、当時この自動式階段を表す適当な語句が他に無く、
一般に「エスカレーター」と呼ばれたため、普通名称化した経緯がある。
-ウィキペディア(Wikipedia)より-
ヘぇ~( ´_ゝ`)y-~~
でもこういうケース、けっこうあります
ホッチキスとかセロテープとかバンドエイドとか・・・
普段何気に使っている名称が実は商標だったりします
そう言えば本来、「デジカメ」もサンヨーの商標なんですよね
(一般名称はデジタルカメラ)
まぁサンヨーさんも目くじら立てて規制したりしてないから
一般的に「デジカメ」で浸透してますけど
・・・・・いったい何の話してるんでしょね


テーマ : GR DIGITAL - ジャンル : 写真
Epilogue -大久野島-
廃墟は昨日でおしまいですが
最後に少しだけ大久島の風景を・・・・
引っ張りすぎ!?
メインディッシュがあったんでデザートとでも思ってください。(;・∀・)

■NIKON D200 + NIKKOR AF50mm F1.4D■
ちょっと悲しげなイメージでご紹介した大久島ですが
実際に訪問すると海と自然に囲まれた非常に美しい島です
車が乗り入れ出来ないので、移動は徒歩かレンタル自転車になります
当然、撮影も歩いて回ったのですが
おかげで自然の美しさも堪能できましたよ

■NIKON D200 + NIKKOR AF35mm/F2D■

■NIKON D200 + TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4■
いい季節に行けたと思います
緑も青々としてキレイでした!
とは言えカメラ2台、レンズ7本、さらには三脚背負っての
移動は流石にチトつらかった (´・ω・)モチコミスギデショ・・・
明らかに気合入れすぎです
ここには軽装装備での訪問をオススメしますw^^;


沈黙の廃墟 -大久野島-
なんだかスティー○ン・○ガールが出てきそうなタイトルです

■RICOH GR DIGITAL II■
かなり良質な廃墟で(変な表現・・・)撮影も堪能できました。
遠征の甲斐もあったというものですね

■NIKON D200 + TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4■

■RICOH GR DIGITAL II■

■NIKON D200 + TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4■
この島には工場稼動時にはもっと沢山の施設がありました
戦後、進駐軍の手によってことごとく破壊された中で
唯一残ったのがこの廃墟群です
最初に言いましたが、この島は今、国民宿舎が存在し
過去のマイナスイメージを払拭するかのように姿を変えています
その傍らでこれらの遺構は
沈黙をもって過去の記憶を来訪者に伝え続けていくのでしょう
ウサギ好き、廃墟好き、様々な人を寛容に迎え入れてくれるこの島を
非常に名残惜しく後にしました
またいつか来たいなと思いつつ。


退廃という名の魅惑 -大久野島-

■RICOH GR DIGITAL II■
この遺構が背負った背景はともかく
建物の持つ退廃美には非常に強く惹かれます

■NIKON D200 + NIKKOR AF ED70-300mm F4-5.6D■
朽ち往くものの、儚き美しさ
刹那的な退廃美の世界

■NIKON D200 + NIKKOR AF35mm/F2D■
複雑な感情に身を任せながら
私はシャッターを切り続けました
パシャ パシャ パシャ パシャ
パシャ パシャ パシャ パシャ
∧_∧ ― ∧_∧
( )】 ― 【( )
/ /┘ ― └\ \
・・・・・・失礼。

■RICOH GR DIGITAL II■
大久島も次回で終了予定です
長くお付き合い頂いてありがとうございます


緑との調和 -大久野島-

■NIKON D200 + TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4■

■NIKON D200 + NIKKOR AF ED70-300mm F4-5.6D■
緑との調和が美しい廃墟となると
やはり川南造船所が思い浮かびますが
ここもなかなかのもの

■NIKON D200 + NIKKOR AF50mm F1.4D■
この季節の廃墟はいいですね
蔦の青さが廃墟の美しさを引き立てます
廃墟写真を見慣れた人には食傷気味のカットかもしれませんが
やっぱり撮っちゃうのよ (*´∀`)

■NIKON D200 + NIKKOR AF ED70-300mm F4-5.6D■
過去の歴史を覆い隠すように
蔦が美しく絡み付き
冷淡な過去を思い返す事を
拒否してるように感じます


発電所の面影 -大久野島-

■NIKON D200 + TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4■

■NIKON D200 + NIKKOR AF35mm/F2D■
この広大な敷地に発電所としての面影は今は殆どありません
しかし毒ガス工場稼動時には最大8台の発電機が
ここに設置され島の電力をまかなっていました
やはり工場ですからかなりの電力を要したのでしょう

■NIKON D200 + NIKKOR AF35mm/F2D■

■NIKON D200 + NIKKOR AF35mm/F2D■
朝鮮戦争時には米軍に接収され弾薬庫として
使われていたという経緯を持ちます
撮影している時に、
発電所時代、父親がここで働いていたという
地元の方から少し話を聞く事ができました
そう遠くはない過去の話なんですね


虚無空間の魅力 -大久野島-
残された巨大空間 -大久野島-

■NIKON D200 + TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4■
大久野島、再開です
この島を訪問した際の最大のハイライトであった発電所跡です
目の前に現れたのは、期待を裏切らない迫力ある遺構でした

■NIKON D200 + TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4■

■NIKON D200 + TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4■
憧れの廃墟を目の前にした瞬間って
何度経験してもやっぱりいいものですね

■NIKON D200 + TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4■
最初目にした瞬間、息を呑みしばらく感動に浸ります
ひと通り感動した後、一気に撮影モードへw
ここでは同行してたツレに、薄ら笑みを浮かべながら
撮影している私の姿を目撃されていました ヽ(°▽、°)ノエヘヘヘヘ
自分では分からなかったですけど
傍から見るとちょっとコワイですな...


梅雨明けはいつ

■RICOH GR DIGITAL II■
今日は晴れましたが
いくら九州といえどもまだまだ先ですね
こんな雲が撮れるのはいつかなー♪
あ、これは去年撮った写真ですバイ


テーマ : GR DIGITAL - ジャンル : 写真
朝霧の中のChair

■RICOH GR DIGITAL II■
Here comes the brand new morning
Here comes the brand new day
少しずつ夜が明けてゆく
眠たげな街角
朝もやに包まれたタクシー
11月のエアポート
誰もが襟を立てて
ここを通り過ぎてゆく
Gee bap a du da
まだ ちょっとだけ眠たいぜ


テーマ : GR DIGITAL - ジャンル : 写真
軍港防衛の跡地(3) -大久野島-

■NIKON D200 + TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4■
今日まで砲台・兵舎跡です
中はヒンヤリとした空気が漂っていました
入口は別ですが、この連なる通路で各部屋が中で繋がっています
この兵舎は毒ガス製造時代は毒ガスの貯蔵庫としても使用されてたらしいですね

■NIKON D200 + NIKKOR AF ED70-300mm F4-5.6D■
美しい煉瓦積み。やっぱり赤煉瓦の建物はいいです(白く塗られていますが^^;)
この煉瓦の積み方は、長い煉瓦と短い煉瓦を交互に積むイギリス方式です

■RICOH GR DIGITAL II■

■RICOH GR DIGITAL II■
大久野島は今日で一旦インターバルを入れて再開しますね
今回訪問した目的の場所であるメインディッシュをまだ残しているので...
まぁ大久野島を知っている人にはバレバレでしょうが (;´∀`)


軍港防衛の跡地(2) -大久野島-
兵舎跡の中に入ってみます

■RICOH GR DIGITAL II■

■NIKON D200 + NIKKOR AF ED70-300mm F4-5.6D■
建築後、100年以上経っているとは思えない程
しっかりした造りです
この時代は強度を高めるため、上からの圧力に強い
アーチ型の建築が非常に多いですね
昔の人は偉大です

■NIKON D200 + NIKKOR AF50mm F1.4D■

■NIKON D200 + NIKKOR AF50mm F1.4D■
この要塞が建築された時代(1900年頃)の日本の脅威はロシアでした
旅順港(中国にあるロシア海軍 第1太平洋艦隊の母港)を出た
ロシア艦隊が東京に到達するまでのルートに沿って要塞を築いたようですね
(函館・東京湾・舞鶴・由良・芸予・広島湾・下関・対馬・佐世保・長崎に要塞を配置)
その内、瀬戸内海を通るルートが最短ルートですから、この要塞は特に重要視されて
いたのかもしれません。
この時代の戦跡は廃墟好き&明治好きの私を大いに刺激してくれます
いよいよフォトブログなんだか歴史紹介ブログなんだか
よく分からなくなってきました・・・・


軍港防衛の跡地 -大久野島-

■NIKON D200 + TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4■
大久野島の高台に登っていくと砲台跡があります
まだ大久野島が毒ガスを製造するようになる以前に
軍港である呉港の防衛の為に設置されたものです
設置されたのは1902年。この頃から大久野島と軍隊は
深いつながりを持っていきます

■NIKON D200 + TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4■
明治・大正時代に軍港防衛のため、
作られた砲台跡は日本各地に残っています
まだ大艦巨砲主義の時代。戦艦が戦争の主役だった頃です
第二次世界大戦の頃にはこういった砲台は殆ど役目を終え、
除籍となって使われていないようです

■NIKON D200 + TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4■
この大久野島に残っている砲台跡・防塁は
かなり状態がいい様子
私は明治時代も好きなので、当時に思いを馳せてしまいます~


ウサギ島 -大久野島-

■NIKON D200 + TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4■

■NIKON D200 + TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4■
大久野島にはもうひとつ呼び名があります
それは 「ウサギ島」
現在、島のあちらこちらに沢山の野うさぎが生息しています
(大久野島はこのウサギの保護の為、車の乗り入れや犬の連れ込みは禁止)
島へ渡るとたくさんのウサギ達がエサをねだり、来訪客を楽しませてくれます
一見、毒ガスとは何の関係もなさそうなこのウサギ達ですが
じつはこの島と深いかかわりを持ってます
大久野島の毒ガス製造時代、施設では毒ガスの検知の為に
多くのウサギが飼われていたそうです
今、大久野島にいるウサギ達は戦後放置されたウサギが繁殖した末の
子孫という説があるようですがそれはおそらく誤りで
戦後に本土より放たれたウサギが繁殖したというのが正しいようです
・・・と、さんざん語った後にナンですが
ゴメンナサイ! (´;ω;`)ブワッ
うさちゃんの写真、殆ど撮ってません!

ナンジャコレ?
こんなんしかないよ...orz

撤収する間際になって
「あーうさちゃんロクに撮ってないや」と思い返す始末
ちゃんと撮っておけばよかったとマジ後悔
でも大久島のうさちゃん達は元気よくて愛嬌もあって
ホント可愛かったですよ (´∀`)
気持ちを取り直して続きます...


地図から消された島(2) -大久野島-
地図から消された島 -大久野島-
瀬戸内海に浮かぶ孤島、広島県・大久野島
この海に囲まれた緑豊かな島は、
かつて第二次世界大戦中、軍事機密を保持する為に
地図から消された島として知られています
島が抱えていた地図から消されるほどの軍事機密・・・
それはこの島の別名が全てを物語っています
島のまたの呼び名は 「毒ガス島」
それはこの島で15年間に渡り、毒ガスが製造されていたという事実です
今現在、この島には国民休暇村があり、年間多くの観光客が訪れ
レジャーを楽しむ家族連れの明るい声が響いています
その傍らで毒ガス製造当時の軍事施設が多く残されている異色の島。
時代背景を話すとちょっと重くなりすぎるので
ウンチクはこのくらいで・・・^^;
ここは私が以前、とある方のサイトで存在を知って以来、
恋焦がれた廃墟が存在しており、
是非訪れてみたかった場所のひとつでしたが
今年のGWを利用して訪問してきました (・∀・)ヒャッホー!

■NIKON D200 + TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4■
陸軍第二造兵廠忠海兵器製造所検査工室 (なげぇ・・・(# ゚Д゚))
ここは当時、毒ガスの分析や実験をしていた施設らしいです

■NIKON D200 + TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4■

■NIKON D200 + NIKKOR AF ED70-300mm F4-5.6D■
この建物は戦後、島に休暇村が出来た当初に
宿泊施設として利用されていたらしく(それもスゴイ話...)
外観以外は当時のままの姿というワケじゃないですが
今はもう利用されていなくて放置状態のため
なかなかいい廃墟加減を醸し出していました
当分続きます...


永遠に続く任務 -軍艦防波堤-

■NIKON D200 + TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4■
今日まで軍艦防波堤です

■NIKON D200 + NIKKOR AF50mm F1.4D■

■NIKON D200 + NIKKOR AF ED70-300mm F4-5.6D■
正直、被写体として見るとイマイチだったんですが(言い訳)
実際に見てたら何か胸にこみ上げくるものがありました
廃墟を目の前にして感じるものと似ているような、違うような...
うまく言葉で伝える事ができません (´・ω・`)
しかし、思ってた以上に記憶に残りそうな遺構でした
戦艦 「柳」 は今日も明日も、
防波堤としての終わりのない最後の任務についています。
【オマケ】
撮影してると視線を感じたんでファインダーから目をはなすと、、、

∪・ω・∪<・・・・・・・オメ、ここで何やってるん?
(;・∀・)< あっ・・・すいません!!!もう撮り終わったんで失礼します!ハハハ
ちとビビリましたw


| ホーム |