Epilogue -屋島ケーブル(6)-
屋島ケーブル、今日でラストです

Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D
妙に目についたアンテナ。
これで宇宙と交信していました(嘘)

Nikon D200 + Nikkor AF35mm F2D

Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D
かつて、人々の歓声と笑顔で溢れた空間も
今は静寂に包まれて。

Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
いちおう観光地的な場所にあるのですが
中心からちょっと離れている為、
今ではめったに人も訪れない位置にひっそり残っていたケーブル駅。
レトロな外観を持つこの建物は今後どうなるのでしょうね
古くからの地元の方にはきっと馴染み深い建物でもあるのでしょう。。。
外観を除き、あまり期待していなかった物件ですが
なんの、なんの。
遠征先で思わぬ宝物を拾った気分でしたね
想定外の充実感を得て、ここを後にする事ができました~♪
完。


威厳 -屋島ケーブル(5)-

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
駅舎の上階にあたる場所です。
ここは営業中、何に使われてたのかな?レストランとか?

Nikon D200 + Nikkor AF35mm F2D
閉鎖して数十年も経ってるワケじゃないのに
なかなか廃墟然とした雰囲気です

Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
旧国鉄の駅舎でもこういうアール・デコを感じさせる建物が存在しました。
いずれも同じように大正~昭和初期に建てられたものだったと思います
こういう古い建物はやはり威厳を感じますね
考えてみれば戦火をもくぐりぬけてきた建物です・・・
建てられた方達はもうこの世にはいないのかもしれませんが
こうやって存在が残っているのはやはりいいものです。
文化財とはいえないのかもしれませんが、やはり残していってもらいたいと感じます。
締めそうな雰囲気だけど、まだ締めないよw


残像 -屋島ケーブル(4)-

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
この日も訪れたのは日が傾きかけた時間でした。
窓から降り注ぐ斜光がレトロ調の建物によく映えます

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
長い営業期間の間、おそらく多くの人が駆け上がった階段。
ご苦労様と言いたいですね。
そっと目を瞑り、耳を傾けると
子供達のはしゃぐ声と姿が脳裏に浮かんでくるようです。

Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D
そうそう。まるでそんな感じに・・・・
・・・・・・え?

Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D
なぁ~んだ、気のせいかw
だ、だだだだよね~w (´∀`||;)

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
廃墟巡りしていると、まぁ色んな事がありますよ。
いちいち気にしてたら身が持ちませんて!(`・ω・´)
・・・と、逃げるように上の階へ。
(冗談ですからね)
まだ続。
ご注意:今回、こちらはとある幸運から許可をいただけて撮影しています。
普段は完全に施錠されてますのでご注意ください。
尚、お問い合わせには応じかねますのでご了承くださいマセ。


刻を止めた駅舎 -屋島ケーブル(3)-

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
ダァーン!!(効果音)
レトロ感、全開の駅舎です。
丸い柱、天井、そして床。いやはや素晴らしいです...
壁のシミひとつとっても愛おしいですね

Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D

Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D
アイテムひとつとっても、心をくすぐられます。
扇風機が良く似合いますね。
昭和の時代、扇風機は当たり前のように生活の中に存在してました
クーラーが効いた空間というのは、
デパートとか喫茶店がお決まり。(お前いくつだ!?)

Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D
ロープウェイやケーブルというと
お決まりのカットw
残念(?)ながら廃止自体は最近なので乗車料金は時代相応です
まぁ廃墟相場で言うと、子供100円、大人250円てトコかな?w

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
暗い駅舎の中を優しい光が照らしていました
実になごむ光景です
営業当時もこの建物の雰囲気からして
癒される空間だったのかもしれませんね・・・
続。
ご注意:今回、こちらはとある幸運から許可をいただけて撮影しています。
普段は完全に施錠されてますのでご注意ください。
尚、お問い合わせには応じかねますのでご了承くださいマセ。


休息 -屋島ケーブル(2)-
昨日、ちょっとはしゃぎすぎたので
今日は少しシックにいく事に決めました...

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
ケーブル駅と言うからにはケーブルもあるのです。
ケーブルの運行自体は残念ながら6年程前に廃止されています。
しかしずい分と歴史のあるケーブルだったようですね。
ちょっと調べてみると昭和4年の創業だとか。スゲ。

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
廃止以来、ここに止まったままなのでしょう
駅舎と違って、車体はそんなに古さを感じさせませんが
実際は見た目以上に老体なのかもしれません。

Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D
まるでひと時の休息みたいに佇んでいます。
出番が来れば、また動き出す時があるかのように。

Nikon D200 + Nikkor AF35mm F2D

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
しかしながら時は無情にも
車体を確実に風化させていきます...
ご注意:今回、こちらはある幸運により許可を頂けて撮影しています。
普段は完全に施錠されてますのでご注意ください。
尚、お問い合わせには応じかねますのでご了承くださいマセ。


大正浪漫 -屋島ケーブル-
さ、気を取り直していきましょう。(何が?)
四国はK県にあるという某ケーブル駅。
Web上で見たその佇まいに一目ぼれ。

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
どーですか、このレトロチックな建物!
ハイカラさんが建物から出て来そうなイキオイです!
ナンノの袴姿って可愛かったよね

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
タイトルでは大正浪漫と書きましたが
どうやら昭和初期の建物らしい
細かい事はどーでもいいのです。雰囲気があれば!

Nikon D200 + Nikkor AF35mm F2D
朽ちた車が横付けしてました

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
レトロチックでありながら、どこか近代的にも見える
何ともフシギな建物。実に魅力的です
あのアンテナは宇宙との交信用でしょうか?
という事はケーブル駅の姿は偽りの姿で
実はNASAの四国出張所!?

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
この高いテンションは何なのでしょ?
私は探索物件を目の前にした時、テンションが上がるものと
そうでないものがあるのです。(いや、ふつうそうだろ...)
建物の正体は次回明らかになるとか、ならないとか!?
正体も何も最初に駅って言ってるやん
と自分に突っ込みつつ、続きます。
おまけ


集合場所

Ricoh GR Digital III
「今からどうすっよ?」
「チョーたりー」
「とりあえずメシいこーぜ!超ハラ減ってるし!」
最近の若人の会話はこんなでいいのかな?
え?偏見すぎ!?
オヂサンわかんねーや。(´・ω・`)


テーマ : GR DIGITAL - ジャンル : 写真
万田抗(11) -三井三池炭鉱-
三井三池炭鉱万田抗、本日で終了です

Ricoh GR Digital III
役割を終えた時代の立役者は

Ricoh GR Digital III
雨に打たれ、風に吹かれ

Ricoh GR Digital III
刻一刻と朽ちていきます

Ricoh GR Digital III
どんなに栄華を誇った場所であろうと
時の流れは平等に訪れて。

Nikon D200 + Nikkor AF35mm F2D
実は最近、ここ万田抗では一般公開が始まりました。
あらためて思いますが、近代化産業遺構をとりまく環境は
ここ数年で急速に変化しつつありますね。
なんと『世界遺産暫定リスト』にも登録されたらしく
端島同様、数年前とは状況がかなり変わってきたようです。
こうなるともう「廃墟」と言うのかどうか分かりませんが
まぁどちらも好きな分野なので・・・
元々すみ分けが難しい部分でもありますし、
深く考えずにこれからも好きなものを見て、感じて、写真撮って。
やっていけたらいいな・・・・とおもいマス
三池炭鉱はこれまでに宮原抗、万田抗と紹介してきましたが
実はもうひとつ、「三川抗」というものもあります。
こちらはまたいづれ・・・・Coming soon? かな?
炭鉱も続けるとサスガにちょっと食傷気味だしw


万田抗(10) -三井三池炭鉱-

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
立抗から離れ、周辺施設を見てみました

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
激しい崩壊に襲われてます...
でも嫌いじゃない光景。

Nikon D40 + Nikkor AF35mm F2D
あ、ど・・・ども。ありがとうございます。

Nikon D40 + Nikkor AF35mm F2D

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM

Nikon D40 + Nikkor AF35mm F2D
平成9年の閉山なので、放置されてから13年あまり・・・
それにしては崩壊が激しいですね
いつも廃墟を訪れて思うのですが、
人の手を離れてからは朽ちるのが加速度的に速くなるようです
まるで建物自身も役割を終えた時、
緊張の糸が途切れたかのようです。
なんだかんだでフィルム、デジタル版合わせて
10記事に及んだ万田抗。
次回、ラストでございます。


万田抗(9) -三井三池炭鉱-

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
いい感じのトロッコと
レールに導かれていきます・・・。

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
炭鉱の中枢、立坑跡です。
この立抗、270m以上にも及ぶ地下から
日本有数の産出量を誇る石炭が運び出されていました。
坑口自体は今も埋められてはいないのですが
現在は水没してしまっています。

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
真ん中の金網の所が立抗です。ここから縦穴が地下に伸びています
当然ながらこの場所も静寂に包まれているのですが
この立抗を見ていると何とも厳かな気持ちにさえなってきますね
他の場所とは明らかに雰囲気が違います
ウヒョー!とか萌え~とか言ってる場合じゃありません
この場所に敬意を持ちつつ撮影に臨みました。

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
この空気は
圧倒的な迫力を持つこの立坑が作り出しているのか、
ヤマに命をかけた鉱員達の魂を無意識ながらに感じたのか
どちらなのかは分かりません。
しかしながら
「聖域」
この言葉が頭をよぎり続けたのは事実でした。
も少しお付き合いくださいマセ。


万田抗(8) -三井三池炭鉱-
三井三池炭鉱万田坑、まだ続きます。

Nikon D40 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
数十年に渡り、ヤマの男達が行き来した誇りある職場。
手にした道具もかなり残っていました。

Nikon D40 + Nikkor AF35mm F2D

Nikon D40 + Nikkor AF35mm F2D

Nikon D40 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
廃墟の美しさをあらためて教えてくれる光景に
次々と目を奪われます。
甘美であり、妖美でもあり、それでいて危険な魅力を持つ廃墟。
断絶的な雰囲気を持つ故に惹かれてしまうのでしょうか。
「写真に収めたい」
その欲望だけでは収まらない何かが私の背中を、足を、突き動かします。
突き動かされちゃったから、
も少し続くのです...。


万田抗(7) -三井三池炭鉱-

Nikon D40 + Nikkor AF35mm F2D
施設内を探索してみると、
何とも廃好みを泣かせる光景が目に飛び込んできました。

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
残された遺物。
何に使われたものなのかよく分からないし、ごった煮状態ですが
いいのです!雰囲気全開だしw
このエリアを見て一気に私のテンションを上げてくれました
万田さんいい仕事しますね~w

Nikon D40 + Nikkor AF35mm F2D

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
外観だけでも、満足度高い物件ですが
このエリアはかなり私の廃欲を満たしてくれました・・・
ビバ!万田!!!
あ、またテキスト文面が変わりすぎてる・・・(´・ω・)
次はまたシックにいきましょうかね?(もう遅い?)


万田抗(6) -三井三池炭鉱-

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
かつては大勢のヤマの男たちで賑わった空間

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
汚れた壁
錆びた鉄骨
私はその空間を歩き回り、それらを目にしながら
隆盛を誇った時代に思いを馳せる

Nikon D40 + Nikkor AF35mm F2D

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
息を潜め、シャッターを切る
一枚、一枚、心にも刻めるように。

Nikon D200 + Nikkor AF35mm F2D
今、この地に身を置けた幸運に
感謝しつつ。

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
三井炭鉱を初めて見る方もいると思うので、
いちお、おさらい。
この万田抗は三池炭鉱の関連施設の中で最大規模を誇り、
最も歴史的価値が高いとされています。
当時、国内最大規模の産出量を誇る炭鉱でもありました。
炭坑全体が遺跡となっている貴重な近代化遺産です
続。


万田抗(5) -三井三池炭鉱-
遠征時の物件を紹介する前に・・・
以前、一度ご紹介した三井三池炭鉱の万田坑です。
前回はフィルム版でしたが今回はデジ版という事で。
ちょっと似たアングルのカットもあるかもしれませんが、
そこはご愛嬌という事でひとつw

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
今も操業当時の雰囲気を残している
貴重な近代化産業遺産です
圧倒的な存在感。
それは見る者に何かを感じさせずにはいられません。

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM

Nikon D40 + Nikkor AF35mm F2D
それだけでなく、廃好きとしては
この朽ちたる姿も堪らない魅力

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
役割を終え、ゆっくりと休むその姿は
沈黙の語り部。
続きます。


無事帰還

Nikon D40 + Nikkor AF50mm F1.4D
無事、遠征から戻りましたぁ
更新怠っててスミマセン!(一応、パソコンは持って行ってたんだけれども・・・)
3日間更新しなかったのは、このブログ立ち上げて以来初めてですね
いやいや今回はけっこう疲れました。
しかも最初の廃墟で三脚を2回も階段から落として再起不能にしちゃうし・・・
やっぱ三脚を全部で3本持って行っていったのは正解だね!
荷物を減らせだの何だのツレに言われても、万全の体制で臨んだのが功を奏しました
うん。やっぱり備えあれば何とやらだよ!(`・ω・´)
ちなみに今回は中四国方面を駆け回っていました。全走行距離2,200km!
全部で4勝1敗2引き分けってトコです!手応えはまずまず♪
けっこう枚数撮ったんで、今から整理するのが頭イタイとです。
写真整理の為に今からもう一回連休がホシイ・・・
整理できたら、また順次アップしていきますね
(といってもけっこう上げるまでが遅いんだよね~自分。。。)


| ホーム |