北九州市工場萌えツアーの取材に行ってきた件

閑話休題。先日福岡の放送局であるRKB毎日放送さんより
TV取材を受ける事となりましたのでご報告。
少し前に別の工場萌え特集でTV取材を受けた時にもお話しましたが
今、北九州市では観光誘致の一環として工場萌えに着目。
景観スポットの情報提供を市民から募ったり、観光用パンフレットを作成したりと
市を挙げて観光目玉のひとつにしようと模索しています。
中でも中心となり熱心に奔走していらっしゃるのが
北九州市議会議員の奥村直樹さんと大久保無我さん。
今秋からの工場見学ツアー実施を控え
今回こちらのお二人が企画された「プレ工場萌えバスツアー」へ
RKBさんの取材班と共に私も同行し参加させてもらう事に。

何と今回のプレツアーにはあの写真集「工場萌え」の著者であり、
工場景観の素晴らしさを世に知らしめたお二人
「工場萌えな日々」の石井哲さんと「住宅都市整理公団」の総裁、大山顕さんが
ゲスト参加されるというサプライズ!
工場写真、第一人者のワザを盗むべく虎視眈々と狙ってきましたw(冗談よ)


解体という現実 -旧長崎刑務所-

Nikon F3 + Nikkor Ai 28mm F2.8
Kodak 400TX

Nikon F3 + Nikkor Ai 28mm F2.8
Kodak 400TX
旧長崎刑務所跡、解体さる―。
知人よりこの一報を聞いた瞬間、頭が真っ白になり
次の瞬間には全身から力が抜け膝から崩れ落ちていた。
その後の事は覚えていない。
気がついたのは見知らぬ病院のベッドの上だった。

Nikon F3 + Sigma 15-30mm F3.5-4.5DG
Kodak 400TX
・・・・サスガに、んなこたーないですけどね。
そこまで思い込みがあったら、もはや天晴れですがw
しかしまぁショックではありました
3年前の解体を逃れ、唯一残されていた遺構。
3年間ほぼ放置状態だったとはいえ、今後も何かしらのカタチで残されると思っていたので。
もしかしてこの3年間は廃墟スキーに対する猶予期間だったのかな?
と思ってしまいます。
思えば当ブログのタイトルバックに使ってる写真も
実はここで撮影したものだったり。


擬似空間

Ricoh GR Digital III
どうやら梅雨明けしたようで。
夏って匂いがありますよね
うまく言葉で言えないけど、
少なくとも私の中にはあるのです。
楽しみだな、夏。
夏っぽい写真じゃなくてゴメンよw


テーマ : GR DIGITAL - ジャンル : 写真
岬の上から -スカイレスト ニュー室戸-
この廃墟はとても美しい岬を見下ろすように建っています
実に素晴らしいロケーションなのです
(写真ではよく分かりませんが^^;)

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
こちらの名物ひょっとこさんw
巨大なオブジェのようです

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
この岬は実は昔から私が一度訪れてみたかった場所。
それこそまだ私がバイクに夢中だった頃、
あるバイク雑誌でこの岬へのシングルツーリングが紹介されているのを見て
いつか自分も行きたいと思っていた場所でした
しかしそれから実現する事なく幾年月・・・
まさかこういうカタチで訪れる事になるとは思ってませんでしたね
かなり風化が進んでいる廃墟でしたが、
今日も海を見下ろしながら時を過ごしています
スカイレスト ニューむろと 探索任務完了也 ( ̄^ ̄)ゞ〃


若葉と共に -スカイレスト ニュー室戸-

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
ここは宴会場でしょうね
いい具合に畳が熟成されてます。
うかつに歩こうものなら天然の落とし穴にハマリそうです

Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
毎度おなじみの
廃墟と侵食してきてる植物の2ショットですが
やはり若葉の季節は格別です。

Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
この季節は緑色の光がやさしく注がれて
この時期でしか見られない退廃美を演出してくれます
海に沈んだ船を住処とした魚のように
この植物たちもここを住処として選んでいるようです
スカイレスト ニューむろと。
次で最後です


残留思念 -スカイレスト ニュー室戸-
スカイレスト ニューむろと
もう少し続きます。。。

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM

Nikon D40 + Nikkor AF35mm F2D
私は廃墟を探索するにおいて、
心霊的なものは求めてない(というか全然感じない)のですが
人が多く集まっていた場所には残留思念が宿ると耳にします

Nikon D40 + Nikkor AF35mm F2D

Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D
ん~。確かに人が使っていた「モノ」というものには
そういうものがあってもおかしくないような気も。
まぁ霊的なもの自体を否定しているワケじゃないのです。
ただ気にしてないだけでw

Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D
比較的、産業遺構的な物件が多いこのブログですが
考えてみたらレストラン廃墟はアップ初めてだったかな?
(アレ?言いましたっけ?ここは元々レストランなのです)
それにしても此処はいかにも廃墟!って感じの物件でした。
欲を言えば、もう少し残留物があって崩壊が少ない方が好みなんだな
も少し引っ張るよw


夢の残骸 -スカイレスト ニュー室戸-

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
ホールか何かでしょうか
広い空間がありました。

Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D
ラーコ・カコ

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
けっこうな廃墟期間のようです
かつてはここで宴が繰り広げられてたのでしょう
観光地なだけにこの場所に思い出を持っている人も
いるのでしょうね

Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D
今年の新人さんである若葉さんも入居してきたご様子。

Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D
使用期限は守りましょう。
続。


らせん -スカイレスト ニュー室戸-
楽しみにしていた螺旋階段。
いやー期待通りカナリ撮り応えもありましたw

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM

Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D
螺旋階段は元から持つ造形的な美しさがあると思いますが
廃墟に存在するものはさらに違う魅力をも
身につけているように思います。

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
見る者をその身に巻き込む螺旋魅力。ヤバイです。。。(俺だけスカ?)
実際、夢中になりすぎてこの階段を撮影中に
2回も三脚を倒してしまいました。
しかも2回目では勢い余って落下。致命傷を負ってしまい、
私と数々の廃墟を共にしてきた三脚さんは
その役割をここで終える事になったのでした・・・ (´;ω;`)ブワッ
なんでこの螺旋階段は三脚さんの追悼カットだね
まだつづくのです


全貌 -スカイレスト ニュー室戸-
明るくなると異形なる姿があらわになってきました。

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
実際に目の前で見てみると、思ってた通りかなりのインパクト。
これがレストランと言われてもパッと見、分かりませんよね
これを考えた設計士とGOを出したオーナーに敬意を表します・・・

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
目立つ場所にあるだけに、訪問者は後を絶たない様子。
でも見かけたからと言って、かなりのスキモノでないと
ここに入ろうとは思わない気もしますが・・・・
とスキモノが言ってます (∀`*)ゞ

Nikon D40 + Nikkor AF35mm F2D

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
この物件のもうひとつの楽しみだった螺旋階段。
こちらも素晴らしかったとです♪
まだ続きます


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