未練

　

Nikon NewFM2 + Nikkor Ai 24mm F2.8S
Solaris 200



今年は泳ぎに行けなかった・・・

ついこないだまで暑かったクセに、

こんな急に涼しくなっちゃうと

早くも夏が懐かしく思うから不思議だね。

端島百景（57）

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　Nikon D70 + Sigma EX 15-30mm F3.5-4.5 DG



荒れ果てた閉塞空間

現実と非現実の狭間を彷徨い歩く

足の裏に感じる感覚だけが

私を現実へと引き戻した

Artificial valley

Nikon D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4



Phantom that human race made.
It might be the transient one.

畑田変電所（4）

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS




変電所の周りには住宅が並んでいたが

辺り一体はのどかな田園風景が広がっていた。

隣接する駅も無人駅。

撮影してると、近所の方に声をかけられ少し話をした

「前はもっと蔦が絡まって雰囲気あったんだけどねー」

とちょっと自慢げ。

九州から来たと言うと驚きながらも喜んでいるようにも見えた。

思わずこっちも少し嬉しくなる。

一見、異質にすら見えたこの遺構も辺りに住む人からしたら

もっとも馴染んだ光景なのかもしれない。

畑田変電所（3）

　

Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D




大正十五年の開業当時は最新鋭のドイツ製変電器を備えていたらしい。

この時代、こういった機械物は大概がドイツ製など欧米のもの。

工業製品で国産が追いつくのはまだまだ先の事だったんでしょうね。

大正、昭和と戦争下をも乗り越え、稼動し続けたこの変電所は昭和55年に

その役割を終えました。





　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D





　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D






Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D




鉄道関係の建物という事で鉄道ファンにも知名度は高いようです

産業遺産好き、鉄道ファン、そして廃墟好きと小粒の物件ながら

各方面に大人気（？）





　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　Nikon D200 + Nikkor AF35mm F2D




閉鎖以来、30年間変わらぬ姿でここに佇んでいると思われるのですが

きっとその間にも周りの環境は変貌したのでしょう。

今はこの変電所跡をグルリと取り囲むように住宅が立ち並んでいます。

住宅に囲まれてポツリと建っている光景はどこか異様。

しかしすぐそばに線路があり、電車が通っているのは今も昔も変わりません。

畑田変電所（2）

　

Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D




少し残念だったのは

以前web上で見た姿は激しく蔦が絡まり、

周辺の雰囲気を含め、かなり廃墟然としていたのだが

今回目にした姿は少し整備というか手入れされている様子だった

周りの雑草もキレイに除去されてたし。





　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D





　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D




まあ最初知ったのは数年前だったし

今回無事にお目にかかれただけでも幸運と思うべきか。

よほど有名な廃墟でない限り、

人知れぬ間に解体されているというのはよくある事である。






Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS




しかし洋館風な建物の持つ雰囲気は

まさしく数年前webで見たそれだった。

中も是非見てみたいものだったが

流石にそれは無理な様子。うぅ残念・・・




余談です。記事とは全然関係ないですが
尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件。
船長釈放の一報を見た時、激しい脱力感に襲われました。
ちぐはぐな政府の対応に唖然・・・
もう、悔しくて悔しくて涙が出そうです。毅然とした態度を貫いて欲しかった。
自国に誇りが持てないなんてこんな悔しい事はありません。(´；ω；｀)

畑田変電所（1）

　

Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS





　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D






Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D




香川県に存在する廃墟。畑田変電所跡。

琴電畑田駅ホームの脇にポツリと存在していました。

琴平線に電力を供給するために大正15年に完成、昭和55年まで稼動していたそうです。

以前、webで見かけて以来、気になっていた廃墟でした。

紅く染めて

　

Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D



夏の終わりに見る夕焼けは

何故にこうも心を揺さぶるのか

降臨

　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　Nikon D40 + Nikkor AF-S18-70mm F3.5-4.5G



いや、何か降りてきたワケでもないんですけど。

まぁなんとなくそういうイメージで。（意味不明ｗ）

ギブギブ

　




このお休みは撮影に行ってました。まあ廃墟なんですけど。
いや～今回は予想以上に困難を極めました。
崖から滑り落ちそうになって肝っ玉冷やすわ（失礼）
ヒルには断りもなく、無断で血をチューチュー吸われてるわ、
（ヒルって剥がしても直ぐには血が止まんないだね）
川を渡ろうとした時にコケて突き指するわ
蚊の大群に襲われるわでモータイヘンｗ
まあ五体満足で帰ってきましたけどね＾＾；

流石に今日はグロッキー。
明日は筋肉痛という第二波が襲ってきそうな気配なので
今日はもう寝ます

ごめんなさい、コメントのお返事が遅れてます。。。
落ち着いてからお返事しますね

小さな駅舎

　

Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D



電車通学ってした事はないけれど

都会の大きな駅より、こういう駅舎の方が

色々と思い出がしみ込むような気がする。

臨港地帯

Nikon F3 + Nikkor Ai 24mm F2.8S
Kodak 400TX



当然の事かもしれないけれど、

モノクロフィルムで撮る時はモノトーンでの仕上がりを

イメージしながら撮っている。

デジ全盛の今、結果だけ見ればカラーで撮って

モノクロ変換するのと仕上がりは一緒かもしれないけれど

やっぱり何か違うんだよな、気持ちの上で。

端島百景（56）

　

Nikon D70 + Nikkor AF70-210mm F4-5.6




端島の窓から眺める帆船

変な違和感を感じるのは

窓の向こう側だけ時間が過ぎているから。




でもけっこう珍しいカットだとおもいまふ。。。

Evening sun of monochrome

　

Nikon F3 + Nikkor Ai 135mm F2.8S
Kodak 400TX



この日もいい色の夕日でした．．．。


え？色が分からん？

あとは脳内補完でお願いしますｗ

端島百景（55）

　

Nikon D70 + Nikkor AF-S18-70mm F3.5-4.5G




病院跡に置き去りの小瓶

ちょっとコワイ気もします

瓶に付いてる水滴の中身は

当然40年近く前のものなんだよね

撮影の合間に

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　Ricoh GR Digital III






Ricoh GR Digital III




撮影中、ファインダーから目を離してのひと休み

この時間もけっこう楽しい

今日はどんな夕日と出会えるかね？

そんな事に思いを馳せつつ一服．．．

日傘

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　Ricoh GR Digital III



最近は男性用の日傘もあるらしいすね

雨の日の傘でさえメンドーなのに

晴れの日まで持ってられないなぁ・・・

というか絶対どっかに置き忘れるよ＾＾；

今其処にある廃墟

Nikon F3 + Sigma 15-30mm F3.5-4.5DG
Kodak 400TX






Nikon F3 + Nikkor Ai 28mm F2.8
Kodak 400TX




好きな場所でもあるので

いつまでも在ってほしいと願っていた遺構でしたが

どうやら保存も決まったようで一安心

廃墟の解体が相次ぐ中で嬉しい事です

これからいつ訪れてもここに存在しているワケで。

この時はモノクロフィルムで撮ったので

次はポジでいってみようかな？ｗ


それはまた次の機会で．．．。

観測塔が見たもの

　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　Nikon F3 + Sigma 15-30mm F3.5-4.5DG
　　　　　　　　　　　　Kodak 400TX




ここは最初に名称を言いましたが

魚雷試験場跡です。

ふと忘れがちになるんですが、その名の通り

ここは立派な（という表現も語弊があるかな？）戦争遺跡なのですね






Nikon F3 + Sigma 15-30mm F3.5-4.5DG
Kodak 400TX





　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　Nikon F3 + Sigma 15-30mm F3.5-4.5DG
　　　　　　　　　　　　Kodak 400TX




軍施設、しかも兵器試験場という事もあって、

戦中は秘密裏に存在していた施設でした。

今は陸続きになってますが当時ここは孤島だったらしく

当然、軍関係者以外は近寄れない場所だったようです。

残っている痕跡が僅かながらに当時の姿を忍ばせます

樹木と共に

　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　Nikon F3 + Nikkor Ai 28mm F2.8
　　　　　　　　　　　　Kodak 400TX






Nikon F3 + Nikkor Ai 28mm F2.8
Kodak 400TX





　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　Nikon F3 + Nikkor Ai 28mm F2.8
　　　　　　　　　　　　Kodak 400TX




月日の流れは

静かに、そしてゆっくりと

建物の景観を変えていきます。

自然と見事に調和できた遺構は

お互いを支えあうように、

これからの時間を刻むのでしょう

静かなる海辺の廃墟

　

Nikon F3 + Sigma 15-30mm F3.5-4.5DG
Kodak 400TX




ここもまた私の好きな場所のひとつ、

川棚魚雷試験場跡です

ここへ来ると写真を撮るとともに

ゆっくりした時間を過ごす事ができます





　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　Nikon F3 + Nikkor Ai 28mm F2.8
　　　　　　　　　　　　Kodak 400TX




ここも数年前、初めて訪れた時はテンションが上がり

躍起になってシャッターを切ってましたが

訪問を重ねるにつれ、

この遺構の違う表情を見る余裕も出来てきました






Nikon F3 + Nikkor Ai 28mm F2.8
Kodak 400TX




遠征時に訪れる廃墟でもこれくらい余裕を

持つ事ができればいいのですが

如何せん遠征時は時間との戦いでもある事が多いので

なかなかそうもいかないんですよね



モノクロ川棚、少し続けます

moon

　

Nikon D200 + Sigma 170-500mm F5-6.3D



また月さん撮ってもた


MOON あなたは知ってるの？

MOON あなたは何もかも？

このフレーズを知ってる人、エライｗ

調律

　

Nikon D200 + Nikkor 135mm F2.8S



耳に届く

低音域の機械音

時に荒々しく、

時に美しく調律された音色のように。

Devil

　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　Nikon D200 + Sigma 170-500mm F5-6.3D



ファインダーの向こう側に

浮かび上がるその姿

港、散策

　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　Nikon F3 + Nikkor Ai 135mm F2.8S
　　　　　　　　　　　　Kodak 400TX



やけに絵になる方でした

こんな風に年をとりたいな

眩い海

　

Nikon D700 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D



あ、ネッシー。（懐