昼下がり

Ricoh GR Digital III
考える人。
ロダンのアレとはちょっとポーズが違うかw
小学生の頃、本物が来るってんで美術館に見に行った覚えがあるんですけど
あれってオリジナルが世界中にいくつもあるんですね


テーマ : GR DIGITAL - ジャンル : 写真
戦場カメラマン

Ricoh GR Digital II
※今日の写真と本文はカンケーありません
「戦場カメラマン」って映画をDVD借りてきて見ました。
パケ写真で主人公が手にしてたカメラがNIKONだったのでw
ちなみに口調がゆっくりな方が主人公の映画じゃないですよ。
パッケージに写ってるのはFM系っぽかったけど
主に出てきたのがF3だったので嬉しかった♪
「お?モードラ付けてる」とか「このストラップ持ってるわ」とか「ゴム製フードもありかもな~」
なんて思いながらけっこう楽しんで見てました^^
やっぱりF3はああいう泥臭いシチュエーションがよく似合う♪ (´Д`*) ハァハァ
え?本編?
わりとシビアな話です。
「廃墟カメラマン」って映画ができないかなぁ?
なんかホラーっぽい内容になりそうだねw


永遠なる空間 -川南造船所-

Fuji S5Pro + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
此処を初めて訪れた時
廃墟と自然が融合した美しさを知った

Fuji S5Pro + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
時を刻んだ建物の儚さを知った

Fuji S5Pro + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
歴史を刻んだ悲しさを知った

Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 70-300mm F4.5-5.6G

Nikon D700 + Sigma 15-30mm F3.5-4.5DG
此処が解体された後、いつかこの地を再び訪れる事があるような気がする。
此処を目指して訪れているかもしれないし、ただの通りがかりかもしれない。
通りがかりでもきっと私は車を止めてこの地を眺めるのだろう
いつか来たるその日の心情は今は分からない
が、たとえ次に目の前に広がる光景がただの広場であっても
その時目に映るのは、緑に包まれた川南造船所の姿であってほしい


記憶の底に -川南造船所-

Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 70-300mm F4.5-5.6G
以前撮った事がある構図
カメラとレンズが気持ちを変えて再撮
こういうのもたまにはいいかな

Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 70-300mm F4.5-5.6G

Fuji S5Pro + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
天井から丸く差し込む光はこの遺構の代名詞

Fuji S5Pro + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM

Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 70-300mm F4.5-5.6G
写欲を満たしてくれる廃墟です、ここは。


ヒト惹きつける場所 -川南造船所-

Fuji S5Pro + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM

Fuji S5Pro + Nikkor AF-S VR 70-300mm F4.5-5.6G
廃墟を撮影するようになり数年
それなりに様々な廃墟を見てきました

Fuji S5Pro + Nikkor AF50mm F1.4D
皆、それぞれに魅力を持った場所でした。
しかし繰り返しの鑑賞に耐えうる物件というのはそう多くはありません
個人差はあるものの、此処はそういう再訪をしたくなる場所
少なくとも私にとってはそうでした。

Fuji S5Pro + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM

Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 70-300mm F4.5-5.6G
全国から数多くの廃墟好きの訪問を受け入れて来た遺構
そのビジュアル故、写真が放つインパクトが非常に強い場所ですが
けっして期待を裏切らない、
寧ろ写真以上の感動を与えてくれる廃墟だったのではないでしょうか。


儚き存在 -川南造船所-

Fuji S5Pro + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
噛み締めるように
一枚一枚シャッターを切る。

Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 70-300mm F4.5-5.6G
幾度となくカメラにおさめているものの
新しい姿を探し続ける

Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 70-300mm F4.5-5.6G

Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 70-300mm F4.5-5.6G
元々のガラス工場から造船所へと転換して80年余
閉鎖されてからも半世紀。
大正、昭和、平成と永い間存在していたとしても
これから先はいつ消えるともしれない儚き存在

Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 70-300mm F4.5-5.6G
いつの日か、この地に立っていた現実を
幻のように思う時が来るのだろうか


叶わぬ思い -川南造船所-
九州を代表する遺構がまたひとつ姿を消そうとしています
幾度かこのブログでも登場した佐賀県伊万里市にある巨大廃墟、川南造船所跡。
一旦、市によって解体が決定しながらも保存を求める有志や識者によって
再度、解体をめぐって市との間で協議が続けられていた遺構です。
先日、この協議の結論が発表となりました。

Fuji S5Pro + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM
下された結果は「廃虚の全面撤去はやむなし」

Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 70-300mm F4.5-5.6G
今回の決定には地元の意見が強く尊重された結果となったようです。
この川南造船所跡にはマイナスイメージを抱いている方が少なくない様子。
遺産としての価値がないと判断された事には個人的には非常に残念に思います。
地元の方の意見は勿論無視できないし大事にすべき事項でしょう。
しかしこういう遺構の価値というものは少し客観的に見れる人の判断も重要な気もします。
最近の事例では
解体へ向けての声が大きく、一旦解体の方向で進みながらも
一転、国の重要文化財に指定され保存される事となった
志免炭鉱立抗櫓のようなケースもあるのですから。

Fuji S5Pro + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM

Fuji S5Pro + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM

Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 70-300mm F4.5-5.6G
今回の撮影をしたのは少し前で、まだ解体の結論が出る前の時期。
しかしいつ解体されるかもしれない遺構に
レリーズボタンを押す私の指は自然と力がこもるものとなっていました。


call time

Ricoh GR Digital III
6月が終わりましたね。
もう半分すぎちゃった。早い早い…
年齢と共に月日の流れが早くなると言いますが
今からこれじゃ二十年後はどーなるのっとw


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